食品製造業者の皆様に必須となりつつあるHACCP。5月1日の当コラム「海外輸出を視野に入れたHACCPの導入」でも、海外への食品輸出に向けたHACCPの有用性につき解説したところですが、今回は重要市場である米国への輸出における、HACCPの活用について考えてみたいと思います。 http://column.hajimar...
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食品経営の記事一覧
前回は飲食店の生き残り策の手段としてのテイクアウト・デリバリーをする上での注意点をご紹介しました。 http://column.hajimari.co.jp/archives/410 しかしながら、料理の多くはすぐに食べなければ食中毒の危険もあり、風味も劣化してしまうため遠方のお客様を取り込むことが難しく、どうしても商...
コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の流れが続く中で、すでに多くの飲食店ではこれまでのように、来店して飲食するお客様をただ待つだけでは、もはや売上を立てること自体が困難な状況にあります。 事業そのものの生き残りをかけ、店内飲食中心の売り方から、お客様の元に直接料理を届けるスタイルへと、業態転換を図る流れが各地で進んで...
新型コロナウイルスの影響で、国内の飲食店など取引先からの注文激減で困っている食品製造業の方も多いのではないでしょうか?この危機に直面して、改めて事業の見直しや今後に向けた展開を考えている方も多いと思います。そんな今後を考えるうえで、「輸出」という選択肢はどうでしょうか? 食品製造業の輸出の意義と注意点 今後のリスク分散...
令和2年の補正予算の提出を受けて、小規模持続化補助金のコロナ特別枠の公募が開始されました。昨日公開されたばかりの募集要領からポイントを抜粋します。ビジネスモデルの転換をこれを機に検討している事業者にはお勧めですが、最初の締め切りがタイトですね。 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別枠)とは 新型コロナウイルス感染症が事...
中小規模の食品工場の場合には、50人未満であればHACCPの考え方を取り入れた衛生管理で十分ではあるのですが、流通する顧客などによっては人数では割り切れない「責任」が発生してきます。そういったときに、HACCPに基づく衛生管理を実践することが好ましいです。その理由の考察から、HACCPの基本となる危害分析までの流れをお...
新型コロナウイルスの問題で、客入りが急激に落ち込んでしまい大変な思いをしている飲食店さんも多いかと思います。そうした中で、今年の6月からはHACCPの制度化がされるはずでした。一部の飲食店さんでは、この危機をテイクアウトや宅配といった形で乗り越えるところも見られてきて、次の「攻め」は何かと考える経営者の方も少なからずい...